理事長あいさつ
令和5年度を振り返りますとコロナ感染症が5類に移行され、社会経済活動の回復が見込まれるなか、終わりの見えないロシアのウクライナ侵攻と、その後に起きたイスラエルとパレスチナの紛争などの影響による大幅な円安と、国際商品価格の高騰の年でした。
その様な中新年早々発生した能登半島大地震は13年前の東日本大地震を彷彿させる程の被害をもたらしました。
全国から多くの方が、災害復旧支援のため現地に入り現在も活動中であります。当組合からも水戸市水道部と組合員との応急支援班を編成して、3月中旬に、輪島市で2週間ほど現地水道復旧に携わりました。私も現地入りし、現地の状況を見てきましたが思った以上に被害は甚大でした。
復旧にはまだまだ時間を要するでしょうが、今後も組合として応援依頼があれば率先して対応していきたいと思っております。
令和5年度実績は令和4年度より減少したものの、当期利益を確保いたしました。
令和6年度も世界経済への不安は尽きませんが、当組合は従来どおり購買事業、各種請負工事に力を入れ、健全な組合運営を目指していきます。今後も水というライフラインを守ることはもちろん、技術の向上、サービスの向上に努め、防災・防犯に対する協力体制の充実及び水戸市見守り隊の積極的活動など、水戸市における組合の存在価値を高めるために努力をしてまいります。
組合員皆様のご協力よろしくお願いいたします。
最後になりますが皆様のご健勝、ご発展を心から祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。
(第51回通常総会挨拶より抜粋)
理事長 石田 賢司